[労働経済]10月 完全失業率0.4ポイント悪化 有効求人倍率は横ばい
総務省が29日発表した労働力調査によると、10月の完全失業率は4.5%で、前月の4.1%から0.4ポイント悪化しました。
また、厚生労働省が同日発表した10月の有効求人倍率は、前月と同じ0.67倍でした。景気の先行きを示す新規求人倍率は前月より0.02ポイント改善の1.13倍となり、2カ月連続で改善しました。厚生労働省は「全体的に雇用に持ち直しの動きが見られる状況は変わっていないが、今後、円高やタイの洪水被害が、雇用にどのような影響を与えるのか、注意深く見ていく必要がある」と話しています。