[年金・医療]年金・保険カード1枚に…社会保障・税に共通番号
政府・与党社会保障改革検討本部(本部長・菅首相)は28日、「社会保障と税の共通番号制度」の実務検討会を開き、共通番号制度の導入を2015年1月からスタートする方針を決めました。
国民一人一人に番号を付け、年金手帳や健康保険証などの機能をICカード1枚にまとめます。政府が個人の所得や社会保障に関する情報を一括で管理し、税金の徴収や社会保障サービスのをさらに充実させてたいそうです。
政府は、31日の本部会合で正式決定する予定です。6月に「社会保障・税番号大綱(仮称)」を策定し、今秋の臨時国会にも「番号法(仮称)」案の提出を目指します。与謝野経済財政相は28日の会合で、「長年の社会保障制度の課題が、第一歩を踏み出した。秋に向けてきちんと一歩一歩進んでいきたい」と意欲と述べたそうです。