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[労働法]栃木、佐野の労災死亡事故 関係者を管理者未選任容疑で書類送検

 栃木労働基準監督署(神林博明署長)は20日、栃木県佐野市の包装資材製造会社「三笠産業」栃木工場で昨年7月、男性社員(当時46歳)がロボットアームに首を挟まれ死亡した事故について、安全管理者を選任しなければならないのを知りながら選任していなかったとして、三笠産業(本社・奈良県)と同社代表取締役の男性(59)や、事故のあった栃木工場長の男性(43)ら3人を、労働安全衛生法違反(安全管理者の未選任)容疑で、宇都宮地検栃木支部に書類送検しました。

 労働安全衛生法では、常時働いている労働者が50人を超える場合、14日以内に安全管理者を選任しなければなりません。同工場では約3年前から50人以上が働いており、事故当時は100人弱が従事していました。

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