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[労働経済]失業率0.2ポイント低下の5.3% 求人倍率は2年4カ月ぶり改善

 30日に総務省が発表した労働力調査によりますと、9月の完全失業率(季節調整値)は5.3%と前月に比べ0.2ポイント低下し、昨年10月以来、2カ月連続の改善となりました。

 一方、厚生労働省が発表した9月の有効求人倍率(同)は、過去最低だった前月より、2年4カ月ぶりに0.01ポイント改善し、0.43倍になりました。

 完全失業者数は前年同月比92万人増の363万人、就業者数は98万人減の6295万人でした。

 有効求人倍率はハローワークの求職者1人に何件の求人があるかを示します。雇用の先行きを示す新規求人倍率は0.79倍と前月から0.03ポイント改善し、5月の0.75倍を底に低水準ながらも改善傾向になっています。

詳細は総務省HP  http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.htm
及び厚生労働省HP http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/ippan/2009/09/dl/01.pdf
でご確認下さい。

 厚労省は同日、国が企業に雇用維持を促すため従業員に払う休業手当を補てんする「雇用調整助成金」の9月の申請状況も公表しました。

 申請事業所は約8万1000と前月比1.3%増えたましが、対象従業員は5.5%減の約199万人でした。

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