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[労働経済]7月現金給与総額、4.8%減 14か月連続で減少 毎月勤労統計

 厚生労働省が31日発表した毎月勤労統計調査(速報)によると、7月の現金給与総額(事業所規模5人以上)は、1人平均で36万5922円、前年比4.8%減となり14か月連続で減少しました。

 過去最大の下落率となった6月の7.0%減(改訂値)からは、マイナス幅が縮小しましたが、不況が長引く中、依然として厳しい状態が続いています。

 所定外給与(残業代)は前年比16.5%減、夏のボーナスなど特別に支払われた給与は11.0%減と、2ケタの大幅減が続いています。

 一方、落ち込みが激しい製造業の残業時間は平均10.2時間で、前年同月比で35.6%減りました。前年同月比で40%以上の減少が2月から5か月続いており、減少率はやや縮小しました。

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