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[その他]育児休業取得率:女性90.6%、男性1.2%−−昨年度

 厚生労働省が18日にまとめた2008年度の雇用均等基本調査の結果、女性の育児休業取得率が初めて9割を超えました。一方、男性の取得率は前年度を下回って1%台の低水準で推移しています。

 調査は5人以上の従業員がいる民間事業所から約1万事業所を抽出し、育児休業取得率など子育てや介護、労働に関する2008年10月の状況を聞き、7324事業所(回答率72.8%)から回答を得たものです。

 育児休業の取得率は女性が90.6%(前年度比0.9ポイント増)、男性が1.23%(同0.33ポイント減)。女性の取得率は96年の49.1%から伸び続けていますが、男性は同年の0.12%から上下しながら低水準が続いています。

 育児休業や介護休業が就業規則などに規定されているかについては、育児休業で66.4%(05年度調査比4.8ポイント増)、介護休業で61.7%(同6.1ポイント増)、子の看護休暇で46.2%(同12.4ポイント増)といずれも増加。制度の利用者には休業取得で不利益を受けないかなどの不安が大きいが、取得後の労働条件を「書面で交付」としたのは45.0%にとどまり、「口頭で伝達」(30.0%)「明示しない」(24.0%)の合計が半数を超えました。

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